本文へスキップ

松岡公認会計士・税理士事務所は社会福祉法人会計に特化した会計事務所です。

TEL. 0752128768

〒604-8155 京都市中京区烏丸通錦西入占出山町308 ヤマチュウビル2F


第8章  「運用編A 予算」

運用編 Aです。

2 予算について


 (1)当初予算

   社会福祉法人(NPO法人)は、事業年度の開始前に、予算(当初予算)を
   編成します。

   予算は、まず、事業計画(案)を作成し、事業計画を基に資金収支予算書
   を編成していきます。

   具体的には、事業計画から細かく収入・支出項目ごとの金額を算出し、
   金額を積上げていく形で、収入・支出の予算の原案が出来上がります。

   予算の原案から、収入・支出のバランスを検討し、収支の均衡を図って
   いきます。

   特に、収入予算については、事業の目標額であるとともに、ある程度
   達成可能なものでなければならないと、私は考えます。

   新会計基準では、資金収支予算書は、拠点区分ごとに、収入・支出の
   予算を編成することになります。

   予算に用いる勘定科目は、資金収支計算書勘定科目に準拠して作成
   します。



 (2)補正予算

    法人は、全ての収入及び支出について予算を編成し、事業計画と
    当初予算に基づいて、一年間の事業活動を行っていきます。

    年度の途中で当初予算と実績(見込)額に差額(予算が不足)が
    生じることが見込まれる場合には、補正予算を組みます。

    実績(見込)額に必要となる収入及び支出を補正予算として編成
    します。

    ただし、予算と実績(見込)額との差額が、軽微な範囲で、法人の運営
    に支障がないと認められる場合は、補正予算を編成しないことも認められ
    ます。

    軽微な範囲の程度が問題となってきます。
    これについては、法人の事業規模や、科目の重要性などもあり、法人ごと
    に判断することになると考えます。


  (3)予算流用

    支出予算については、中科目以下の一定の科目などに、科目間の予算
    を流用することがあります。

    ある科目の予算に差額(不足)が生じた場合に、その都度、補正予算を
    組むのではなく、科目相互間の予算を流用することができます。

    無制限に流用を認めると予算統制上も問題がありますので、中科目
    以下で、また流用可能な科目は限定されます。

    予算流用には、理事長の承認などの要件を定めておくべきでしょう。


 (4)予備費

   予算の編成の上、予定していない支出に備え、予備費を計上しておくこと
   があります。
   予備費は、支出目的を特定しない科目として設けられます。

   予備費の実際の使用については、理事長の承認や理事会への事後報告
   などが要件となってきます。





第7章 「運用編@」へ戻る


第9章 「運用編B 経理(出納)」へ


目次へ



バナースペース

松岡公認会計士・税理士事務所

〒604-8155
京都市中京区烏丸通錦西入占出山町308 ヤマチュウビル2F

TEL 0752128768
FAX 0752128769


松岡事務所顧問先様向け   ふるさと納税のご案内