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松岡公認会計士・税理士事務所は社会福祉法人会計に特化した会計事務所です。

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第9章  「運用編B 経理(出納)」

運用編 Bです。


3 経理(出納)について


 社会福祉法人では、予算を組んだ後
 実際に事業活動を行っていく上で、経理業務というものが必要になります。


 経理業務とは、社会福祉法人としての事業活動を、お金の面から管理・記録
 していく手続きを言います。


 主な内容としては

 出納業務 →  実際のお金の出入りすなわち、現金・預金の受取りや入金
          及び支払い・振込みといった取引を行う。

 会計業務 →  取引を記録し、会計報告していくため、伝票を発行・会計帳簿
          に記帳し、報告のため決算書を作成していく。

 関連業務 →  給与の計算や年末調整、税務の申告など


 などがあります。



 今回は、一つ目の出納業務です。


 (1)出納業務のポイント

   出納業務では、キャッシュ、すなわち現金や預金そのものを取り扱います。
   この管理がとても大切になります。


 ア 現金の管理

   現金については、金庫などで管理するともに、金種表や現金出納帳などで
   日々の手持ち残高を正確に管理していく必要があります。

   実務上は、出納業務を複数の者で担当し、実際の現金の受取り・支払いと
   出納帳の記録の担当者を分けるなど、法人として現金の取扱いには十分な
   注意が必要です。

   また、日々、必要以上の多額の現金を持たずに、できるだけ銀行口座へ
   入金するなどの取扱いも必要になってきます。


 イ 預金の管理

   預金については、複数の銀行口座を利用することも多いですので、銀行
   口座ごとに、預金出納帳などで、残高をきっちりと管理していく必要があり
   ます。

   預金の管理としては、通帳の管理、銀行印の保管やネットバンキングの
   取扱いなどが大切になってきます。

   特に、引出し、振込み・振替えなどに用いる銀行印やネットバンキングの
   パスワードの保管や実際の利用については、上位役職者が行うなど、十分
   な注意が必要です。


 ウ 資金繰り

   出納業務では、もう一つ、資金繰りも大切な業務になります。

   特に預金の取引は、現金に比べ、高額になることが多く、入出金予定表
   などで、資金繰りの把握が必要になってきます。

   実際の資金繰りでは、

   口座ごとの資金繰り     → 銀行口座残高がゼロにならないか
   施設(事業)ごとの資金繰り → 施設でお金がゼロにならないか
   法人全体での資金繰り    → 法人としてお金がゼロにならないか


   というように、各段階ごとに入出金を管理していく必要があります。



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