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まんがの部屋(社会福祉法人会計の疑問)

素朴な疑問

このページでは、社会福祉法人会計の素朴な疑問や質問についての漫画を並べています。

社会福祉法人会計の素朴な疑問

①なぜ、資金収支計算書を作成するのですか

なぜ資金収支計算書を作成するのか
質問(意見)回答(厚生労働省)
資金収支計算書はなぜ作成しなくてはいけないのか。社会福祉法人では予算管理の重要性から、資金収支計算書を作成することとしています。

②なぜ、キャッシュ・フロー計算書ではなく、資金収支計算書なのですか

なぜキャッシュフロー計算書ではなく資金収支計算書なのか
質問(意見)回答(厚生労働省)
従来病院事業は病院会計準則により処理し、キャッシュフロー計算書を作成していました。そこで、事業によって、資金収支計算書かキャッシュフロー計算書の選択を可能とし、法人全体の資金収支計算書は作成しないこととして頂きたい。社会福祉法人では予算管理の重要性が高いため、資金収支計算書を作成することとしています。
なお、病院等間の比較等のために社会福祉法人会計基準による財務諸表と併せて、キャッシュフロー計算書を作成していただくことを妨げるものではありません。

③なぜ、1年基準(ワン・イヤー・ルール)等の会計手法は導入されているのか

社会福祉法人会計・ワンイヤールール
質問(意見)回答(厚生労働省)
「1年基準(ワン・イヤー・ルール)等の会計手法について、小規模な社会福祉法人に導入するのは会計事務手続上無理があるのではないか。「社会福祉法人は公益性の高い法人であることから、1年基準等の新たな会計手法を導入することにより、事業活動の透明性を高め、利用者等に対し、経営実態をより正確に反映した情報を提供する必要があると考えています。 なお、これらの会計手法には簡便法を多く取り入れており、会計実務の負担にも一定の配慮をしています。

④前年度の計算書類はいつから備置きを行う必要があるのか

質問回答(社会福祉法)
計算書類の備置きはいつから行う必要がありますか。社会福祉法第45条の32第1項及び第2項の定めにより、定時評議員会の日の2週間前の日より計算書類を備え置く必要があります。

⑤重要性の原則 どこまで厳密な会計処理が必要か

重要性の原則
質問回答(社会福祉法人会計基準)
どこまで厳密に会計処理が必要なのでしょうか。
全てにおいて1円まできっちりといないといけないですか。
第2条
四 重要性の乏しいものについては、会計処理の原則及び手続並びに計算書類の表示方法の適用に際して、本来の厳密な方法によらず、他の簡便な方法によることができること。
解説はこちら

⑤真実性の原則 見せたい姿かありのままの姿か

真実性の原則
質問回答(社会福祉法人会計基準)
決算報告では、法人が報告したい数字を報告できるように会計処理をすればいいでしょうか。第2条
一 計算書類は、資金収支及び純資産の増減の状況並びに資産、負債及び純資産の状態に関する真実な内容を明瞭に表示すること。
解説はこちら

⑥減価償却って、少しわかりにくいです。

減価償却って何
質問回答(社会福祉法人会計基準)
減価償却って聞くだけで身構えてしまいます。第4条
2 有形固定資産及び無形固定資産については、会計年度の末日(会計年度の末日以外の日において評価すべき場合にあっては、その日。以下この条及び次条第二項において同じ。)において、相当の償却をしなければならない。
解説はこちら

⑦正規の簿記の原則ってどういうこと

正規の簿記の原則
質問回答(社会福祉法人会計基準)
正規の簿記の原則って何をすればいいのでしょうか。第2条
ニ 計算書類は、正規の簿記の原則に従って正しく記帳された会計帳簿に基づいて作成すること。
解説はこちら

まんがの部屋

事務所の記事が600記事になってきました。会計をさらに親しみやすくなるように、記事の漫画化を進めています。

ぜひご覧になってくださいね。

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第3巻貸借対照表 (第3版)811980円
第4巻経営組織(理事・監事や理事会・評議員会について)571760円
第5巻随意契約 451650円
第6巻注記と附属明細書1091980円
第7巻社会福祉法人会計簿記の特徴
『大切なのは、1行増えること』
521870円
第8巻管理職のための
社会福祉法人会計基準の逐条解説
831980円
第9巻利益と増減差額
 ~その違いからわかること~
471815円
第10巻現金主義と発生主義、実現主義
 ~収益と費用を計上するタイミングはいつ?~
671980円
第11巻社会福祉法人の減価償却 ~考え方と計算方法~581870円
※ 第4巻 経営組織は、法人の理事・監事や評議員について解説しています

マツオカ会計事務所のストーリー

よかった。ありがとう。読んだ人が幸せでありますように。

著者情報 この記事を書いた人

松岡 洋史

Matsuoka Hiroshi

公認会計士・税理士 
社会福祉法人理事(在任中)
スマート介護士 認定経営革新等支援機関

マツオカ会計事務所 代表  松岡 弘巳

地方公務員として11年、地方公営企業の財務部門を中心に在籍した後、平成14年から社会福祉法人への会計支援業務を行う。会計支援を通じて出会った、社会福祉法人で働く皆さんの人柄に魅かれ、平成18年 社会福祉法人会計専門の会計事務所として開業した。
地方公務員としての経験と公認会計士としての知識を活かして、社会福祉法人の法人運営の支援を行ってきたことにより、独特の実務経験を有する。

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