ヴァイオリン発表会!本番
アラフィフだってチャレンジしたい
50になって思い切ってチャレンジしたヴァイオリン。
レッスンをはじめてから「小指が短くて弦に指がとどかない」ことが判明したけど、何とかなるものですね(゚д゚)!
小学生の時にピアノは習っていたけれど、それからは全く楽器に触っていない、ヴァイオリン初心者の記録をご覧ください。
ヴァイオリン発表会本番です。
リハーサルですでに緊張し、練習の100分の1ぐらいの力しか出せていない私に拷問の時間がやってきました。
まずはソロの部です。
ドレスに身を包んだ可愛らしい少女やスーツを着た少年たちが演奏していきます。
みなさんそれぞれに素晴らしい演奏を披露されています。
順番が近づくにつれ、心臓が半端ない速さと強さで鼓動します。
若い頃陸上競技でそれなりに場数を踏んできた経験も、今回は役に立ちそうにありません。
私の2つ前の少年がまぁ見事な演奏で、プレッシャーに押しつぶされそうです。
1つ前の方は映像出演でしたので、スクリーンを見ながら演奏を聴きます。
さて、いよいよ私の番がやってきました。
「50才からはじめた」「ヴァイオリンをはじめて1年半」というワードを盛り込んだ紹介アナウンスを聞きながら前に進みます。
前に立つと、スポットライトがまぶしくって。ねぇ。
「情熱大陸」見事に途中飛びました。
ヤベェ(;゚Д゚)どうしよう、もう無理かも・・・と一瞬思いましたが、ここは年の功。
グッと気持ちを入れ直し、見事本線に戻って最後まで弾き切りました!
あっぶね~セーフ!(本当はアウト)
先生からは、間違えても途中飛んでもうろたえず、間違えましたけど何か?ぐらいの態度をとってくださいと事前に聞いていましたので、堂々とお辞儀して席に戻りました(゚д゚)!
でも、一度醜態をさらしたおかげで開き直ることができ、緊張もスーッと引いていきました。
いける!次のカノンはいける!!!
私の後に経験を積んだお姉さま方が演奏され、ソロの部は終わりました。
10分休憩ののち、DUOSの部です。
今回は私は先生と一緒に演奏しますが、親子で演奏される方もいらっしゃいました。
先ほどの情熱大陸で数秒固まってしまった私にはもう怖いものはありません。
この人はこのレベルと思って聴いてもらうと思えば、心臓の鼓動はソロの時の半分ほどです。
さて、私の番がやってきました。
「カノン」です( ゚Д゚)
カノンは本当にめちゃくちゃ練習しました。
今までの練習の集大成を発揮する時がきたのです( ゚Д゚)
紹介アナウンスと共に前に進みます。
お辞儀してヴァイオリンを構えると、もう後には引けません。
さあ!全力を出し切るのです!!!
めっちゃ弾けました。
サビの部分もワチャワチャせずに弾けました。
指がね、勝手に動いたんですよ。
まじで。
弓が引っかかってギョギョギョギョ鳴ってた部分はありますが、間違えずに弾けたんですよ。
やりました。
この大舞台で練習の成果を出し切れた気がします。
本音を言うともっと上手に弾けたはずなんですが、充分満足です。
もう私の中には自信しかありません。
来年は何を演奏しようかと考える余裕さえ出てきました。
私の演奏が終わると、両親は双子の姉のヴァイオリン発表会の会場に向かうため退席しました。
姉は夕方から奈良の会館で発表会があります。
発表会の日がかぶらなければ、一緒に演奏していたと思います。
娘も帰りの足が無いので一緒に退席しました。
マツエクのお姉さんはまだ残ってくださってます。
自分の番が終わってからは、晴れやかな気持ちで皆さんの演奏を聴くことができました。
最後の講師演奏は、さすがに圧巻でした。
全員の演奏が終わって椅子をみんなで片付けていると、見知らぬ男性に声をかけられました。
「他に何か楽器をされてたんですか?」と。
「小学生の時にピアノは習っていましたけど、それ以降は全く」と答えました。
すると、「1年半であれはすごいなぁ~」とつぶやきながら去って行かれました。
え!?Σ(゚Д゚)それって、上手やったってこと???
ピアノの先生にも、アナウンスの方にも上手でした~って声をかけていただきました。
ヴァイオリンの先生にも、ちょっと感動しちゃいましたって言ってもらえたし(*´Д`)
こうして私のヴァイオリン発表会は終わりました。
終わってからマツエクのお姉さんに立派な花束もいただきました(´-`*)
ありがとうございました!
家に帰ってしばらくすると、疲れがドッと襲ってきました。
身体も痛い気がする(;´Д`)
でも気持ちは晴れ晴れとしています。
これからもヴァイオリンの練習を続けて、もっともっと上手に弾けるように頑張ろうと思いました!
ヴァイオリンはじめました。レッスン42回目に続く
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