愛宕山に登ってきました②
愛宕山に登るにあたって、まず考えたのが「身軽で行きたい」ということです。
ご朱印帳とハンドタオル、少しのお金とスマホを肩掛けバッグに入れ、500ミリリットルのミネラル入りのお水は手に持つことにしました。
Tシャツとジャージズボン、軽めのパーカーを羽織りました。
娘も同じような荷物です。
でもパパは、鞄に2リットルのお茶とさらに水筒まで詰め込んでいます。
いる?そんな飲む?
頂上には自動販売機もあるのですが、不安なようです。
服装はジャージではなく、ジーンズっぽいのを履いています。
何で?と聞くと、これは伸びるからと言います。
絶対しんどいって。と思いましたが、何も言いませんでした。
あと、途中でトイレがないので朝ごはんは食べませんでした。
駐車場に車を停め、愛宕山の入り口まで歩きます。
登山道の看板です。いよいよです。
さぁ、鳥居をくぐってスタートです。
この時は、無理だったら途中で引き返そうと思っていました。
私もパパも、娘に「途中で引き返すかもしれない」と伝えました。
51と50のおっちゃんおばちゃんです。
でもひとりでも頂上に行くと娘は言います。
娘は1ヶ月程前に、お友達と2人で愛宕山に登っています。
その時は家から歩いて行ったので、ふもとまで車で来た今回とはしんどさが違います。
前回は行き帰り合わせて1時間は長く歩いているのではないでしょうか。
若いってすごいですね。
愛宕山は頂上まで約4キロあります。
地元の消防団の方が救助の目安に看板を立ててくださってます。
100メートルごとに1本看板が立っているので、40分の1という看板があれば、100メートル進んだことになります。
これなら1、1キロですね。
この看板は残りの距離がわかるのですごく助かりました。
スタートから40分の3進んだところに湧き水が出ていました。
早い・・・
と思ったのですが、あとから考えると、行きにはまだ早いので、自動販売機が頂上になかったころの下山用の水でしょうか。
水筒にお水を足して登るための湧き水でしょうか。
そう思うと有難いですよね。
40分の3の時点でも、実はもう気持ちは折れていました。
平坦な道と違い、階段や斜面があるだけで相当体力を持っていかれます。
そして、40分の7の時点でパパが離脱しました。
「先に行ってくれ。あとから行くか、ここで休んでいる」
はっや!と思いました。
そこでパパの登山用ストックを娘と1本ずつ奪いました。
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これ、めっちゃいいです!
1本でもあるのとないのとでは全然違います。
私も買おうと思いました。
そして、娘と2人で歩き始めました。
数分歩いただけで、もうダメだと思いました。ヘタレなアラフィフです。