四柱推命ってなんだろう?むずかしそう。あやしそう・・・そんなイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか?四柱推命をもっと身近に楽しんでいただけるように、このブログで感じるままにお伝えしていきます。
※このブログでは、講座で教えていただいた知識や今までに読んだ本、鑑定を行ってきた中で私なりに解釈した内容をお伝えしていきます。
天干星(てんかんせい)の性質
天干星のそれぞれの性質についてお伝えしていきます。
それぞれの組み合わせによっても違ってくるのですが、ここではそれぞれにざっくりとお伝えしていきますね。
比肩(ひけん)
独立、分離、強運の星です。あっさりさっぱりした性格の方が多いです。
人と群れたがらず、ひとりでいることが好きかもしれません。
劫財(ごうざい)
自我が強くて、我を通したがります。
うまく働くと、商売で上手にお金を稼ぎます。
劫財が強すぎると、財を破るという働きが強くなってしまいます。
敗財(はいざい)
劫財と一緒の鑑定をする場合が多いです。
でも劫財より、自我が内側に働いてしまいますのでパッと見はそんなに自我が強く見えないかもしれません。
劫財よりは消極的で、考えすぎて一歩が踏み出せない場合があります。
食神(しょくしん)
衣食住に恵まれた良い星です。
財を生み出す星です。
子供っぽいところがあるかもしれません。
傷官(しょうかん)
正官を破る星ですので、良くない星とされています。
ストレスを抱え込みやすくデリケートな星です。
傷官が良く働くと、能力が高く直観力に優れたりします。
正財(せいざい)
良い星です。
コツコツ真面目で優しい性格の人が多いでしょう。
正財が悪く働かなければ、お金もたまります。
偏財(へんざい)
良い星ですが、正財に比べるとお金は出ていく星になります。
優しくてユーモアのある人が多いでしょう。
正官(せいかん)
指導力、リーダーとしての才能を持つ星です。
真面目で良識のある人が多いですが、真面目過ぎて融通のきかないことも。
偏官(へんかん)
一番鑑定しにくい星です。
勢いがあって負けず嫌いのところがあります。
上司が偏官の星を持っていると、なぜか逆らえないかもしれません。
印綬(いんじゅ)
名誉、学問、知識の星です。
すごく良い星です。
自然と人の助けを得られることが多いでしょう。
偏印(へんいん)
「倒食(とうしょく)」とも呼ばれ、食神星を倒す星です。
悩み、病気などの意味があります。
理想が高いですが、文句も言います。
学者や宗教家、習い事の師匠にはいい星です。
天干星(てんかんせい)の見方
天干星のそれぞれの性質をお伝えしました。
良い星もあれば悪い星もあったと思いますが、命式には年柱・月柱・時柱の3つの天干星があります。
上の命式を見てみましょう。
正財が2つと偏財が1つあります。
正財も偏財もいい星なので、じゃあこの命式はいいのかな?お金めっちゃ持ってる?と思いますよね。
でも、同じ種類の良い星は1つであることが望ましいと思います。
正財が2つあることによって、偏財の意味を持つことになり、
財多くして流れると鑑定します。
さらに財星が3つあることで、多財身弱といって、弱くなってしまします。
ですので、良い星でも組み合わせによっては悪くなる場合もあります。
(天干星だけをみた場合だけの判断です。実際は他の星との組み合わせもみていきます)
そうです!この命式は私です!!
そんなに身体も強くないし、お金も笑いが止まらないほど稼いだことはありませんが・・・
普通につつましく楽しく暮らしています。
じゃあ、このような命式の人はどうしたらいいのか?
またお伝えしていきますね。
次回は十二運について説明します!