1から学べる社会福祉法人会計 本のご案内
マツオカ事務所14年目勤務のアラフィフです。
日常業務として、お客様の月次会計や決算書などのチェック、事務所作業のサポートをしております。お客様への訪問の同行や事務所主催の「1から学べる社会福祉法人会計勉強会」に参加し、知識を増やしてきた私が本の紹介をさせていただきます。
きっと皆さまのお役に立てる本だと確信しておりますので、参考にしてくださいね。
\この「貸借対照表」、ちゃんと読めていますか?/
社会福祉法人の決算書類の中でも、貸借対照表(B/S)は、
「よくわからないけれど、なんとなく作成している…」という声の多い書類です。
- 固定資産や純資産の意味があいまいなまま…
- 借入金や積立金の整理ができているか不安…
- 財政状態について、理事や監事に説明できる自信がない…
でも、本当は「貸借対照表こそ、法人の健全性を映す最重要書類」です。
福祉の会計専門20年のマツオカ会計事務所が、
講師活動や支援現場での経験を活かして、やさしく・実務的にまとめた1冊です。
📌 こんな方におすすめ
- 貸借対照表の読み方を基礎から学びたい法人職員の方
- 監事・理事など、財政状態の確認責任を担う立場の方
- 資産や負債の整理・説明に不安のある会計実務担当者
- 社会福祉法人の制度支援を行う他士業の方
本の内容
本の内容は、管理職として各回のテーマ(タイトル)に関して押さえておいて欲しいポイントを記載しています。
テーマに関係する項目等を詳細に説明する本ではありません。
第1巻では「資金収支計算書」、第2巻では「事業活動計算書」についてお伝えしてきました。
第1巻「読み方が変わる!!資金収支計算書」
第2巻「ぼちぼちが意味するもの 事業活動計算書」
第3巻では、 社会福祉法人が作成する計算書類の、 3つ目の「貸借対照表」をお伝えしていきます。
正しい事業活動計算書や資金収支計算書を作成していく。そのために、貸借対照表はどのような役割を担っているか。
貸借対照表の様式を使い、大切なところを伝えていきたいと思います。
次は、第3巻「一番大切に! 貸借対照表」です。ピックアップしてご紹介していきます。
ページの上部に資料を載せ、下部で説明をしていきます。
第3巻は、社会福祉法人さんが作る3つの計算書類のうちの「貸借対照表」を、どのように読み進めていくべきかを説明していきます。
会計の書類としては、貸借対照表が一番大切になってくると私は考えています。
はい!このようにマツオカくんが「貸借対照表が一番大切!」と言っている意味を学んでいきます。
第1巻や第2巻でもお馴染みのお父さんと息子さんです。簡単ですが、大事なことなので第3巻でも登場です。このような簡単な図で説明していきます。「むずかしいことをやさしく」がコンセプトです。
やさしいからスムーズに理解していただけます。
この本は「絵本」です。だからこそ、簡単に最後まで読み進んでいただけます。
貸借対照表は、資金収支計算書と事業活動計算書とは違い、特定の日現在の状況を表しています。
その違いを感じてもらうために、身体測定のお話をしていきます。
なぜ会計の勉強会で身体測定???本当に意味がわかりませんよね。でも読み進めていくと、あ~なるほど!と感じてもらえます。
「本を読んだ人が小学6年生に伝えられる内容を」を心がけているので、バッチリです!
さらに、資金収支計算書や事業活動計算書との違いについて、身体測定の図を使いながらもう少し掘り下げていきます。
次に、貸借対照表のお話をしていきます。
会計のお話は、どうしても身長や体重のお話とは異なってきます。
ですので、ここからは丁寧に実際の貸借対照表について詳しく説明していきます。
貸借対照表の様式は、左右が対称に表示されています。バランスシート(B/S)とも表現しますね。
そして、貸借対照表をイメージしてもらうために、さらに図を使って説明していきます。
やっぱり図があると理解していただきやすくなります。
まだまだ続きます。
次に、貸借対照表の構成を説明していきます。
資産と負債、短期と長期、流動と固定・・・
ここだけでも貸借対照表についての理解が深まるのではないでしょうか。
そして、ちょっとした問題を一緒に考えてもらってから、貸借対照表の大切な役割を説明し、まとめへと続きます。
ここまで読んでいただいたら、貸借対照表が一番大切!と言うことが理解していただけると思います。
すべてこのような簡単な図と説明ですが、繰り返し読むと理解が出来るようになります。
最後に
これまで会計実務をやってこなかった理事長や管理職さん、次の世代を担う方々の決算書や月次資料の見方が変わります。社会福祉法人の会計や制度について、正しく伝えられるようになります。
会計が「わからない」から「わかる」ようになるために、 繰り返し本を読んでポイントをおさえていってください。
ご自分の自信につながり、モチベーションが上がっていくことを実感していきましょう。
第3巻 「一番大切に! 貸借対照表(第3版)」 は81ページです。
令和5年12月22日 第3版を販売開始しました。
第3版では、説明の内容を一部修正しました。
Amazonのページはこちら
1から学べる社会福祉法人会計 第3巻 一番大切に! 貸借対照表
ページ下部のリンクからも進むことができます。
※現在、顧問枠はすべて満席となっております。
その代わりに、これまで顧問先で培ったノウハウを 書籍・動画・規程 として公開しています。
ご自身で学び、法人内で活かせるコンテンツをご用意していますので、ぜひご覧ください。
知恵が芽吹く福祉の学び
よかった。ありがとう。読んだ人が幸せでありますように。
著者情報 この記事を書いた人
松岡 洋史
Matsuoka Hiroshi
公認会計士・税理士
社会福祉法人理事(在任中)
スマート介護士 認定経営革新等支援機関
マツオカ会計事務所 代表 松岡 弘巳
地方公務員として11年、地方公営企業の財務部門を中心に在籍した後、平成14年から社会福祉法人への会計支援業務を行う。会計支援を通じて出会った、社会福祉法人で働く皆さんの人柄に魅かれ、平成18年 社会福祉法人会計専門の会計事務所として開業した。
地方公務員としての経験と公認会計士としての知識を活かして、社会福祉法人の法人運営の支援を行ってきたことにより、独特の実務経験を有する。
よかった。ありがとう。読んだ人が幸せでありますように。