1から学べる社会福祉法人会計 本のご案内
マツオカ事務所14年目勤務のアラフィフです。
日常業務として、お客様の月次会計や決算書などのチェック、事務所作業のサポートをしております。お客様への訪問の同行や事務所主催の「1から学べる社会福祉法人会計勉強会」に参加し、知識を増やしてきた私が本の紹介をさせていただきます。
きっと皆さまのお役に立てる本だと確信しておりますので、参考にしてくださいね。
社会福祉法人の「契約手続きと随意契約」が、はじめてでもわかる — 第5巻のご案内
社会福祉法人では、職員採用や備品購入、設備発注、物品調達などの場面で「随意契約」を用いることが少なくありません。
しかし、いざその説明をするときに、
- 「なぜ入札でなく随意契約なのか」問われたらどう答える?
- 法人の経理規程と、実際の契約方法がズレていないか不安…
- 監査や理事会で、契約と会計の関係を正しく説明できるか?
――といった不安や迷いを感じたことはありませんか?
この第5巻「社会福祉法人の随意契約」は、
こうした “制度のあやふやさ”“実務と説明責任のギャップ” に悩む方のために、勉強会で培ったノウハウをもとに、
制度・契約・会計・説明責任のつながり をひとつずつ整理した、わかりやすい入門書です。制度+会計+説明の三位一体で理解できます。マツオカ会計事務所+1
第5巻で学べること
- 社会福祉法人における「随意契約」がなぜ使われるのか、その根拠と考え方
- どのような条件や判断基準で「随意契約」を選ぶべきか
- 相見積、入札、公正性との関係、経理規程との整合性の見直しポイント
- 契約と会計処理の関係、「支出」と「契約書」の扱い方/注意点
- 監事・理事会・職員とのコミュニケーションで必要な説明責任の整理
このように、「契約」と「会計」「法人運営」の橋渡しになる基礎知識を、やさしい言葉と具体例で解説しています。
こんな方におすすめです
- 職員採用や物品購入に随意契約を用いている社会福祉法人の実務担当の方
- 経理担当者として、契約手続きと会計処理の関係に不安がある方
- 理事・監事・施設長など、説明責任を求められる立場の方
- 法人の支援者・監査担当者、あるいは他士業の方で、社会福祉法人の契約手続きについて理解を深めたい方
逆に、こういう方には向きません
- 単に会計書類の読み方だけを知りたい方
- 企業会計や企業向け入札/契約手続きのノウハウを求める方
- 会計理論・税務の深い専門書を希望される方
本書はあくまで、社会福祉法人の「契約手続きと随意契約」の基礎と実務対応を、やさしい言葉で整理した入門書です。
シリーズ全体構成の中での位置づけ
この第5巻は、当シリーズの中で「契約・支出の判断」という、会計と法人運営の“接点”を扱う重要な巻です。
- 第1巻〜第4巻で「お金の流れ」「収支」「財政状態」「組織構造」を理解し、
- 第5巻で「どういう手続き・契約で支出が発生するのか」を理解することで、
- 以降の巻(補助金・会計基準・減価償却など)で「実務処理」まで無理なくつなげられます。
本の内容のご紹介
本の内容は、管理職として各回のテーマ(タイトル)に関して押さえておいて欲しいポイントを記載しています。テーマに関係する項目等を詳細に説明する本ではありません。
第5巻は社会福祉法人の契約の手続きと、実務上中心となる「随意契約」について確認していきます。
第4巻「社会福祉法人の経営組織」のお話では、法人の機関である、理事会、評議員会、監事や理事長の役割を確認しました。
今回は、社会福祉法人の機関の役割を意識しながら、社会福祉法人で契約手続を行う場合について整理していきましょう。
社会福祉法人では契約手続きは、大きく2つに分けて考えた方がいいと考えています。
2つとは、契約に関する意思決定と契約手続きです。
この2点について確認していきましょう。
第5巻 社会福祉法人の契約手続き「随意契約」です。私の感想と共にピックアップしてご紹介していきます。
ページの上部に資料を載せ、下部で説明をしていきます。
第5巻は「社会福祉法人の随意契約」について学んでいきます。
まず、コンビニで飲み物とお菓子を買って帰る場合と、家電販売店で冷蔵庫を買って帰る場合とをイメージしていただきます。
あなたならどこで買いますか?どんな物を買って帰りますか?
コンビニで飲み物とお菓子?家電販売店で冷蔵庫?契約手続きと何か関係あるんですかぁ(。-`ω-)
って思いますよね?意外とあるんですよねこれが。
金額や内容は違うかもしれませんが、同じように法人でも何を買うか?どこで買うか?日々検討することがあると思います。
意思決定は、評議員会か理事会か、どちらの役目だったでしょうか?
民法では、一方からの申し込みに対して、相手が承諾した時に契約は成立すると定めています。
その際、契約書は必ず必要でしょうか?それとも必要ではないでしょうか?
ここから様々な契約の場面を考えていきます。
様々な契約の中で、意外と知らないことがあるんですよね。よく考えたらわかるんですけど、これは考えたことがないなぁということも結構あります。
社会福祉法人の契約手続きは、それぞれの法人内の経理規程で定められています。
経理規程では、一般競争入札、指名競争入札、随意契約と手続きが順番に規定されています。
契約手続きの前に、契約の原則について考えてみましょう。
最後に、社会福祉法人の契約手続きの多くを占める「随意契約」について、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
普段何気なく買い物したり、契約したりしている事にも細かい意味があったんですね。
これはぜひ、トップの方に見ていただきたい!
「何となく知っている」から「確実に説明できる」ようになる本です。
簡単に読み進めていける「絵本」なのです!
全45ページ。この本は「絵本」です。だからこそ、簡単に最後まで読み進んでいただけます。
最後に
これまで会計実務をやってこなかった理事長や管理職さん、次の世代を担う方々の決算書や月次資料の見方が変わります。社会福祉法人の会計や制度について、正しく伝えられるようになります。
会計が「わからない」から「わかる」ようになるために、 繰り返し本を読んでポイントをおさえていってください。
ご自分の自信につながり、モチベーションが上がっていくことを実感していきましょう。
Amazonのページはこちらのタイトルから
第5巻 「社会福祉法人の随意契約」を令和5年3月10日に出版しました。
ページ下部のリンクからも進むことができます。
1から学べる社会福祉法人会計勉強会ができるまでのストーリー
ふわふわ会計
マツオカ会計事務所のストーリー
著者のご紹介
1から学べる社会福祉法人会計勉強会で開催したテーマを書籍化して、気軽にお試しいただけるようにしています。
本のご案内の記事一覧
出版中の本をブログ記事でご紹介しています
事務所スタッフによる本の紹介です。(本のタイトルをクリックして下さい)
Amazonのページはこちら(試し読み機能あり)
Amazonの試し読み機能で、本の一部ご覧いただくことができます。
- 資金収支計算書 (第5版) 58ページ 1870円
- 事業活動計算書(第3版) 73ページ 1925円
- 貸借対照表 (第3版) 81ページ 1980円
- 経営組織(理事・監事や理事会・評議員会について) 57ページ 1760円
- 随意契約 45ページ 1650円
- 注記と附属明細書 109ページ 1980円
- 社会福祉法人会計簿記の特徴』 52ページ 1870円
- 社会福祉法人会計基準の逐条解説 83ページ 1980円
- 利益と増減差額 ~その違いからわかること~ 47ページ 1815円
- 現金主義と発生主義、実現主義 67ページ 1980円
- 社会福祉法人の減価償却 58ページ 1870円
勉強会のご案内
- サクサクと会計を説明したい時に
1から学べる社会福祉法人会計 勉強会 - 「書籍版(絵本のタイプ)」
1から学べる社会福祉法人会計 計算書類3部作 - 「動画版」
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