マツオカ会計事務所

勘定科目の解説を始めたきっかけ 社会福祉法人会計 

きっかけ

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勘定科目の解説を始めたきっかけは、セミナーでの出来事から

これまで、様々なところのセミナーや勉強会で社会福祉法人会計のお話をさせてもらってきました。

その際には分かりやすい資料と内容を心がけてきたつもりでした。

セミナーには事務所の職員もできる限り同席し、私自身には見えていなかった、話が分かりにくかったところ、参加者の雰囲気や反応などについて、
セミナーが終わってからフィードバックとして聞かせてもらっています。

そして、ある時、衝撃的なフィードバックの言葉を聞きました。。

ある研修会のフィードバックで

〇〇さんが、途中で諦めはりました(関西弁です)。」と報告を受けました。

諦めるって?

何を??? 

職員から話を聞くと、

私の説明の途中で

「言葉(会計用語)の意味が分からなくて、そこから先は、話を聞くことを諦めておられました」

(その後の研修会の話は、聞き流された感じ)とのことです。

大きな衝撃です

研修の途中で、聞き手さん側の扉がピタッと閉まってしまうのですね。

きっかけは独特な会計用語の意味が分からないということでしょうか。

英会話に例えると、単語の意味が分かるところまでは聞いていたけれども、

単語の意味が分からなくなったところから先は会話を聞いていなかった。

という感じですね。

研修会の方向性の変化

ここからマツオカ会計事務所の研修会の方向性が大きく変わりました。


社会福祉法人の会計や制度をきちんと説明された研修やセミナー、また書籍などはたくさんあります。
いつでも受けてもらったり、読んでもらうことができると思っています。

マツオカ会計事務所では、社会福祉法人の会計や運営について
「理解できているものが増えていく楽しみ」を実感してもらう
ことを目標に、
本質を抑えた上で、正確な表現よりも、日常的に使う言葉でお伝えしています。

他社さんの研修会を受けられる時にも役に立つ内容で、途中で諦めないで最後まで聞いてもらえるような内容にと考えています。

マツオカ会計事務所の勉強会、セミナー「1から学べる社会福祉法人会計勉強会」は、変わりました。


令和3年9月8日

テーマ 社会福祉法人の契約手続きと随意契約

の一コマです。

イラストを多用し、専門用語はできる限り使わず、また、会計用語の意味をお伝えしながら説明しています。

そして、

勉強会の変更と並行して、始めたものが勘定科目の解説になります。

マツオカ会計事務所オリジナル 勘定科目の解説とは

勘定科目の解説については、

研修会やセミナーを受けて下さった方々が法人の会計に触れる時に、

一言一句を間違えないように正確に単語を覚えるのではなく、
1つずつの勘定科目のイメージをつかんで、法人の会計の全体像を把握してもらえるように、お伝えしています。

上で、英会話のイメージを書きました。

英単語の意味を1つ1つ正確に分かっていなくても、
ある程度、イメージででも単語の意味が分かれば、なんとなくかもですが、会話は通じるのではないでしょうか。

コミニュケーションが取れることになります。コミニュケーションが取れると感情が触れ合います。

正確でなくても、英語でコミニュケーションが取れると、

私はうれしい気持ちになります。

勘定科目の意味の理解は、

法人の会計とのコミニュケーションにつながると信じています。

厚生労働省の勘定科目説明

もちろん、正確な用語の意味も大切ですね。

そこで厚生労働省の勘定科目の説明を解説記事の中では一緒に記載しています。

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よかった。ありがとう。読んだ人が幸せでありますように。

マツオカ会計事務所のストーリー

著者情報 この記事を書いた人

松岡 洋史

Matsuoka Hiroshi

公認会計士・税理士
社会福祉法人理事(在任中)
スマート介護士 認定経営革新等支援機関

マツオカ会計事務所 代表 松岡 弘巳

地方公務員として11年、地方公営企業の財務部門を中心に在籍した後、平成14年から社会福祉法人への会計支援業務を行う。会計支援を通じて出会った、社会福祉法人で働く皆さんの人柄に魅かれ、平成18年 社会福祉法人会計専門の会計事務所として開業した。
地方公務員としての経験と公認会計士としての知識を活かして、社会福祉法人の法人運営の支援を行ってきたことにより、独特の実務経験を有する。

 

(筆者:松岡洋史 公認会計士・税理士 専門分野:社会福祉法人会計

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