「1から学べる社会福祉法人会計」本のご案内②第2巻「事業活動計算書」
1から学べる社会福祉法人会計 勉強会について
内容
マツオカ会計事務所では、社会福祉法人さま向けの勉強会を行っています。
「1から学べる社会福祉法人会計」という勉強会です。
「むずかしいことをやさしく」「やさしいことをふかく」「ふかいことをおもしろく」
という、作家の井上ひさしさんのお言葉をコンセプトにしています。
その勉強会の内容を本にしました。
「絵本タイプ」なので、簡単に読み進めることができます。
この本について、簡単にご紹介していきたいと思います。
社会福祉法人の理事長や、次の世代を担っていく方々に知っておいていただきたいことがあります。それは、簿記ではなく、会計の考え方です。勉強会では「簿記ではなく、会計を学ぶ」ことを目指しています。
本の内容

次は、第2巻「ぼちぼちが意味するもの 事業活動計算書」です。
ピックアップしてご紹介していきます。

ページの上部に資料を載せ、下部で説明をしていきます。
第2巻は、社会福祉法人さんが作る3つの計算書類のうちの「事業活動計算書」を、どのように読み進めていくべきかを説明していきます。

第1巻の時と同じように、イメージをしやすいようにわかりやすい図でお伝えしていきます。こんな簡単な図で?!と感じるかもしれませんが、「むずかしいことをやさしく」がコンセプトです。読み進めていくと、お!と思っていただけます。
この本は「絵本」です。だからこそ、簡単に最後まで読み進んでいただけます。


まずは、お商売人さん同士でよくある会話の紹介です。
「もうかりまっか?」「ぼちぼちでんな!」
これがもうほとんど、事業活動の内容と結果を表しています。
どういうこと??と思いますよね。私も思いました!でも、読み進めていくとわかるんです。

社会福祉法人さんでは「儲かる」という言葉はふさわしくありませんね。
この本では、社会福祉法人会計を理解していくために、まず、企業会計の考え方を理解していきます。

企業会計での「儲かる」の意味とは。社会福祉法人さんでは、事業を継続していくために「儲かる」をどのように置き換えて考えていくかを説明しています。
続いて、「何をやって儲けるか」という話に進みます。

企業会計でいうところの「利益」を計算しようとしているのが、事業活動計算書なんです!

次に、事業活動計算書の形式の特徴を見ていきます。
事業活動計算書にある大きな3つの区分。ここは「増減差額」を計算しています。
ではなぜ、「事業活動増減」ではなく、「サービス活動増減」となっているのでしょうか。

そして最後まで読み進めていくと、事業活動計算書が読めるようになり、このお商売人さん同士の会話の意味も理解できます!
すべてこのような簡単な図と説明ですが、繰り返し読むと理解が出来るようになります。

最後に
これまで会計実務をやってこなかった理事長や管理職さん、次の世代を担う方々の決算書や月次資料の見方が変わります。社会福祉法人の会計や制度について、正しく伝えられるようになり、ご自分の自信につながり、モチベーションが上がっていくことを実感していきましょう。

第2巻 「ぼちぼちが意味するもの 事業活動計算書(第2版)」 は73ページ。
令和5年2月28日、第2版としてAmazonで販売を開始しました。
第2版では、ページ数を減らすなど印刷コストを下げて、価格を値下げいたしました。
Amazonのページはこちら
1から学べる社会福祉法人会計 第2巻 ぼちぼちが意味するもの 事業活動計算書
本のご案内の記事一覧
常務理事、施設長、事務部長や事務長など社会福祉法人の幹部職員・管理職の方々が受講下さっている「1から学べる社会福祉法人会計 勉強会」の内容を書き起こしたものです。 |
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ご注文されてから、あなたのために製本されてお手許に届きます。
よかった。ありがとう。読んだ人が幸せでありますように。
