本のご案内⑨第9巻 「利益と増減差額」~その違いからわかること~
1から学べる社会福祉法人会計 本のご案内
マツオカ事務所13年目勤務のアラフィフです。
日常業務として、お客様の月次会計や決算書などのチェック、事務所作業のサポートをしております。お客様への訪問の同行や事務所主催の「1から学べる社会福祉法人会計勉強会」に参加し、知識を増やしてきた私が本の紹介をさせていただきます。
きっと皆さまのお役に立てる本だと確信しておりますので、参考にしてくださいね。
本の内容
本の内容は、管理職として各回のテーマ(タイトル)に関して押さえておいて欲しいポイントを記載しています。
テーマに関係する項目等を詳細に説明する本ではありません。
「利益」と「増減差額」
この2つの言葉は、会計業務をされている方ならよく目にする言葉だと思います。そしてその意味もなんとなく分かってらっしゃると思います。
でも、この2つの言葉の違いを詳しく説明できるかと聞かれると、ちょっと考えてしまいますよね。
2つの言葉の違いを確認しながら、社会福祉法人会計の本質的な理解を深めていきたいと思います。
「利益」ふんふん。もうかったお金ですね。わかります。
「増減差額」ん?増えたり減ったりしたお金の差額・・・?
改めて考えてみると、よくわかっていなかったのか?(;´・ω・)
「増減差額」って一般的な会話には出てこないですよね。
あれ?意外と難しいかも( ゚Д゚)
「第9巻は、利益と増減差額 の本を出す」と聞いた時、私は正直「この題名で、本になるのか?読者は納得するのか?」とちょっぴり不安になりました。
5ページぐらいでちょいちょ~いと終わってしまうのではないかな・・なんて思ってました(゚д゚)!
あ、でもこの内容で勉強会をしていたこともあったな。良く成り立ったな。なんて失礼なことを思いながら原稿を読みました。
あらあら( ゚Д゚)なかなかどうして。
ちゃんとした深い内容になっているではありませんか。
もちろん今回も、簡単ですがわかりやすい文章になっています。
毎回思いますけど、よくこのお題でここまでの本が書けるな~と感心してしまいます。
「利益」と「増減差額」の意味ぐらいわかっとるわ(。-`ω-)と思ってらっしゃる方にも、ぜひ読んでいただきたい一冊となっております。
では、9巻のご紹介をさせていただきます。
第9巻「利益と増減差額」です。私の感想と共にピックアップしてご紹介していきます。
ページの上部に資料を載せ、下部で説明をしていきます。
9巻は「利益と増減差額」について学んでいきます。
「利益」は企業会計、「増減差額」は社会福祉法人会計で用いられる表現です。
社会福祉法人会計の考え方を学ぶ上で、まず企業会計の考え方を先に確認していきます。
なぜ企業会計の考え方を先に学ぶのか?
それは、平成12年の介護保険制度の始まりとともに制定された、社会福祉法人会計基準に起因してきます。
それ以前の「経理規程準則」の通知は昭和51年のものだったんです。
昭和51年!約50年前ではないですか( ゚Д゚)
次に、企業会計で用いる「利益」の考え方や計算の方法を確認していきます。
「利益」ぐらいわかっとるわぁ( ゚Д゚)
計算ぐらいできるわぁぁぁ( ゚Д゚)( ゚Д゚)
そんな声も聞えてきそうな予感がしますが、ここから長いですよ~。
「企業会計原則」を基に説明していきます。
わかってることなんですけど、ほぉ・・・となること間違いなしですよ!
25ページ目から社会福祉法人会計のお話になります。
そして28ページ目から「利益」と「増減差額」の違いを確認していきます。
お!やっとか( ゚Д゚)って感じですね。
でも、ここまでの説明が、この後のお話につながっていくのです。
ここからのポイントは、企業は何のために「利益」を計算するのかというところです。
社会福祉法人では「増減差額」という表現を使うことにつながっていきます。
続きまして、営利法人と非営利法人の違いについて説明していきます。
社会福祉法人は非営利法人でしょ?!福祉のお仕事ですからね!
私はずっとそう思ってました。
でも、どうやら営利法人と非営利法人の違いは、別の考え方から来ていたようです。
なんですと(゚д゚)!ちょっぴり目からウロコでした。
第9巻は47ページ。
「利益と増減差額」~その違いからわかること~
簡単そうなことでも、知らないことが結構ありました!
今回この第9巻を作成するにあたって、産みの苦しみと言いますか、すごく時間がかかりました。
テーマは簡単そうに見えますが、どう伝えていこうか・・・というところが難しくて。
いつもの本より2ヶ月近く多めに時間がかかってしまいました(>_<)
私のご案内だけでは内容が上手く伝えきれないかもしれません。
ですので、興味のある方は「利益と増減差額」をぜひ、ご覧になってくださいね!
最後に
これまで会計実務をやってこなかった理事長や管理職さん、次の世代を担う方々の決算書や月次資料の見方が変わります。社会福祉法人の会計や制度について、正しく伝えられるようになります。
会計が「わからない」から「わかる」ようになるために、繰り返し本を読んでポイントをおさえていってください。
ご自分の自信につながり、モチベーションが上がっていくことを実感していきましょう。
Amazonのページはこちらのタイトルから
第9巻 「利益と増減差額」は令和5年12月4日に販売開始しました。
1から学べる社会福祉法人会計勉強会ができるまでのストーリー
ふわふわ会計
マツオカ会計事務所のストーリー
著者のご紹介
1から学べる社会福祉法人会計勉強会で開催したテーマを書籍化して、気軽にお試しいただけるようにしています。
本のご案内の記事一覧
本の内容をブログ記事でご紹介しています
事務所スタッフによる本の感想です。(本のタイトルまたは画像をクリックして下さい)
第1巻
資金収支計算書
はじめに | 本が選ばれる3つの理由 |
Amazonのページはこちら(試し読み機能あり)
Amazonの試し読み機能をぜひご活用ください。本の内容を一部ご覧いただくことができます。
第1巻
資金収支計算書
63ページ
1870円
NO. | タイトル | ページ | 価格 |
第1巻 | 資金収支計算書 (第5版) | 58 | 1870円 |
第2巻 | 事業活動計算書(第3版) | 73 | 1925円 |
第3巻 | 貸借対照表 (第3版) | 81 | 1980円 |
第4巻 | 経営組織(理事・監事や理事会・評議員会について) | 57 | 1760円 |
第5巻 | 随意契約 | 45 | 1650円 |
第6巻 | 注記と附属明細書 | 109 | 1980円 |
第7巻 | 社会福祉法人会計簿記の特徴 『大切なのは、1行増えること』 | 52 | 1870円 |
第8巻 | 管理職のための 社会福祉法人会計基準の逐条解説 | 83 | 1980円 |
第9巻 | 利益と増減差額 ~その違いからわかること~ | 47 | 1815円 |
第10巻 | 現金主義と発生主義、実現主義 ~収益と費用を計上するタイミングはいつ?~ | 67 | 1980円 |
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