マツオカ会計事務所では「１から学べる社会福祉法人会計　勉強会」をオンライン形式で開催しています。

この解説を、参加者さんは、勉強会・セミナーに復習用としてご利用ください。

はじめての方は、勉強会の内容のご参考にお読みください。

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知恵が芽吹く福祉の学び

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開催テーマ

社会福祉法人のＫＰＩ管理

１から学べる社会福祉法人会計　勉強会　第６５回

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要点

松岡氏がKPIとKGIの概念や目標設定の重要性について説明し、社会福祉法人の経営管理への応用方法を解説しました。組織全体の目標設定や各施設の目標の整合性、ビジョンの共有、業務の可視化などの重要性が強調されました。会議は工事の進捗状況の報告と今後の予定の確認で締めくくられました。

勉強会の経過（ステップ）

• 松岡: KPIの考え方を予算管理や人事管理に応用する方法を検討する。

• 経営幹部: 法人全体のゴール（KGI）を明確に設定し、各施設のKPIとの整合性を確認する。

• 管理職: 各部門や職種ごとにKPIを設定し、具体的な目標と期限を決める。

• 松岡: スマートの法則（SMART）を用いてKPIの設定方法を職員に説明する。

• 経理部門: KPIを用いた予算管理の具体的な方法を検討し、実施する。

• 人事部門: キャリアパス制度にKPIの考え方を取り入れる方法を検討する。

• 管理職: 職員のモチベーション向上につながるKPIの設定と運用方法を考える。

• 松岡: カーナビの技術をマネジメントに応用する方法について、さらに研究を進める。

解説（セミナーの内容）

KPIと予算の管理

松岡は会議でKPI（重要業績評価指標）の管理について説明し、予算管理との関連性を強調する。社会福祉法人の予算編成プロセスについて解説し、事業計画に基づいて予算を立てることの重要性を指摘する。また、管理職は予算だけでなく事業全体を管理する必要があると述べ、KPIの活用が効果的であることを示唆する。

KPIとKGIの概念

ミーティングで、松岡は「KPI」と「KGI」の概念を説明し、社会福祉の幹部にとって重要な役割を強調しました。KPIは、目標を達成するための中間的な目標であり、KGIは最終的な目標を表します。松岡は、KPIをカーナビのルート指示に例え、各交差点がKPIとして機能し、最終的なゴールに到達するための指示を提供することを説明しました。ミーティングは、KPIとKGIの理解を深めるための例を通じて続き、KPIの再設定の必要性を強調しました。

KPIとゴールの重要性

松岡は、KPIとゴール設定の重要性について説明している。具体例として、大谷選手の試合を見に行く旅程を用い、正しいゴール（スタジアム）を選ぶことの重要性を強調している。また、大きなKPIだけでなく、細かい指示の必要性も説明し、子供が一人で旅行する場合を想定して、詳細な指示と中間ゴールの設定が重要であることを述べている。

組織の目標設定の重要性

松岡は、組織のゴール設定について説明し、法人全体のゴールと施設ごとのゴールの整合性の重要性を強調する。ゴール設定の効果として、ビジョンの共有、業務の可視化、達成度の把握、モチベーションの向上を挙げる。また、ゴール設定の方法は状況に応じて柔軟に変えられることを指摘し、経営理念やビジョンとの整合性を保つことの重要性を強調する。

カーナビの経営管理への応用

松岡は、カーナビの技術を経営管理に応用する方法について説明している。カーナビシステムの各要素（目標設定、ルート探索、情報提供など）を、組織のマネジメントプロセスに置き換えて解説し、目標設定から実行、モニタリングまでの流れを示している。この技術の応用により、組織の目標達成や問題解決に役立つ可能性を提案している。

目標設定とモチベーション

松岡は会議で、目標設定の重要性と幹部からのモチベーション向上の必要性について議論する。工事の進捗状況が報告され、順調に進んでいることが確認される。

以上になります。

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