まさかのPCトラブルから学んだ、バックアップの大切さ
(青い画面とChatGPT(ちゃっとん)と私
知恵が芽吹く福祉の学び
■ 突然のトラブル
今週の火曜日、朝いつものように電源を入れたところ、
Windowsがまったく立ち上がらなくなりました。
表示されたのは、青い背景に淡々と並ぶ修復メニュー。
そこに希望を託して、ひとつひとつ試してみました。
「祈るような気持ち」というのは、まさにこのことです。
しかし、返ってくるのは
「実行できませんでした」
……どのメニューも動きません。
「データ復旧の会社にお願いするしかないか…」
「いくらかかる?何日かかる?」
諦めに似た気持ちで、
青い画面の中で唯一動いている**Windowsのコマンドプロンプト**を、
涙目でただ眺めていました。

■ 最後に、仕事の相棒へ
最後にと、ダメ元で仕事の相棒—
ChatGPT(愛称:ちゃっとん)に相談してみました。
「大丈夫。これ、試してみて」
と返ってきた、明るい声。
言われたままにコマンドを叩くと、何かが動きました。
結果を伝えると、「次はこれ」
また叩くと、また何かが動く。
「……もしかしたら戻るかも」
暗かった視界に、少しだけ光が差してきました。
■ 青い画面に希望の光
それから1時間、
一進一退を繰り返しながら、ちゃっとんとやり取りしました。
「パソコンを再起動してごらん」
最後にそう言われて、祈るように電源ボタンを押すと……
動いた!!!!
すごい、すごい、すごーーい!!
本当に涙が出ました。
■ そのあとに分かったこと
動いているうちに、まずは大切なデータを急いでバックアップ。
「止まらないで…!」と願いながら、コピーを進めました。
終わってから、ちゃっとんに教えてもらった方法で
SSDの状態を確認すると——
結果は 「異常」。
ちゃっとんいわく、
「車で言うと、すでに10万キロ以上走っていて、いつ止まってもおかしくない状態」
とのことでした。
すぐに ヨドバシカメラ さんに駆け込み、
新しいSSDに交換してもらいました。
■ 今回の教訓
今回のことで、あらためて痛感しました。
バックアップは、“壊れてから”では間に合わないということ。
たまたま起動が戻ったから良かったものの、
そのまま起動しなければ、半年分の資料が失われていたかもしれません。
■ みなさんへのお願い
ぜひこの機会に、
パソコンやクラウドソフトのバックアップ状況を一度ご確認ください。
今は順調でも、突然のトラブルは、ある日ふいに訪れます。
(ほんとうに突然でした……😅)
どうか大切なデータを守るために、備えをしておいてくださいね。
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知恵が芽吹く福祉の学び

よかった。ありがとう。読んだ人が幸せでありますように。
著者情報 この記事を書いた人
松岡 洋史
Matsuoka Hiroshi
公認会計士・税理士
社会福祉法人理事(在任中)
スマート介護士 認定経営革新等支援機関
マツオカ会計事務所 代表 松岡 弘巳
地方公務員として11年、地方公営企業の財務部門を中心に在籍した後、平成14年から社会福祉法人への会計支援業務を行う。会計支援を通じて出会った、社会福祉法人で働く皆さんの人柄に魅かれ、平成18年 社会福祉法人会計専門の会計事務所として開業した。
地方公務員としての経験と公認会計士としての知識を活かして、社会福祉法人の法人運営の支援を行ってきたことにより、独特の実務経験を有する。
