1. HOME
  2. ブログ
  3. 勘定科目の解説 マツオカ事務所オリジナル
  4. 勘定科目の解説「未収補助金」社会福祉法人会計

会計・法人運営の記事ブログ

会計・法人運営を支えるブログ

勘定科目の解説 マツオカ事務所オリジナル

勘定科目の解説「未収補助金」社会福祉法人会計

「ホームページ利用上のご注意について」をお読み頂き、これらの条件にご同意の上ご利用ください。

厚生労働省の勘定科目の説明 未収補助金

未収補助金
施設整備、設備整備及び事業に係る補助金等の未収額をいう。

出典「社会福祉法人会計基準の制定に伴う会計処理等に関する運用上の留意事項について

本のご案内 1から学べる社会福祉法人会計

勘定科目説明の解説 未収補助金

社会福祉法人では、補助事業や施設建設のための補助金など、補助金の交付をうける機会が多くありますね。
借入金の元金償還補助金や利息補助金などもあります。

補助金

補助金の収入時期

補助金の収入時期は、一般的に補助対象の事業が完了した後になります(概算払いの制度もあります)。

補助金の完了報告の後に、額の確定通知があって、実際の交付がありますね。

行政機関には出納閉鎖期間(年度終了後〜5月末)があり、出納閉鎖期間中に補助金の交付を受けることも多いため、未収補助金が計上されることになります。

補助金の財源

忘れてはいけないのは、補助金は、公金であること、税金などを原資としていることですね。
公のお金を原資として事業を行ったり、施設を建てたりすることになります。事業の適正な執行が求められることが分かります。

簡単な説明です

マツオカ
マツオカ

未収補助金
国や自治体から、事業や建物建設などのためにいただけるお金で、まだ入金されていないお金。税金が財源になるため、申請や報告を正しく行うことで、補助金をいただくことができる。年度末に完了する場合には、役所の出納閉鎖期間の5月頃に入金にされることがよくある。


科目の正確な内容は、厚生労働省の勘定科目説明でいつでも確認することができます。科目の要点をイメージできるようにしておきましょう。

社会福祉法人専門 公認会計士・税理士による書籍

Amazonのページはこちら(試し読み機能あり)

Amazonの試し読み機能をぜひご活用ください。本の内容を一部ご覧いただくことができます。

第1巻
資金収支計算書

第1巻 資金収支計算書 表紙

63ページ
1870円

NO.タイトルページ価格
第1巻資金収支計算書 (第5版)581870円
第2巻事業活動計算書(第3版)731925円
第3巻貸借対照表 (第3版)811980円
第4巻経営組織(理事・監事や理事会・評議員会について)571760円
第5巻随意契約 451650円
第6巻注記と附属明細書1091980円
第7巻社会福祉法人会計簿記の特徴
『大切なのは、1行増えること』
521870円
第8巻管理職のための
社会福祉法人会計基準の逐条解説
831980円
第9巻利益と増減差額
 ~その違いからわかること~
471815円
第10巻現金主義と発生主義、実現主義
 ~収益と費用を計上するタイミングはいつ?~
671980円
※ 第4巻 経営組織は、法人の理事・監事や評議員について解説しています

勘定科目の解説の一覧

よかった。ありがとう。読んだ人が幸せでありますように。

マツオカ会計事務所のストーリー

著者情報 この記事を書いた人

松岡 洋史

Matsuoka Hiroshi

公認会計士・税理士
社会福祉法人理事(在任中)
スマート介護士 認定経営革新等支援機関

マツオカ会計事務所 代表 松岡 弘巳

地方公務員として11年、地方公営企業の財務部門を中心に在籍した後、平成14年から社会福祉法人への会計支援業務を行う。会計支援を通じて出会った、社会福祉法人で働く皆さんの人柄に魅かれ、平成18年 社会福祉法人会計専門の会計事務所として開業した。
地方公務員としての経験と公認会計士としての知識を活かして、社会福祉法人の法人運営の支援を行ってきたことにより、独特の実務経験を有する。

Profile Picture

(筆者:松岡洋史 公認会計士・税理士 専門分野:社会福祉法人会計

関連記事


1から学べる社会福祉法人会計 第9巻 利益と増減差額

マツオカ会計事務所のストーリー
こちら

error: Content is protected !!