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勘定科目の解説 マツオカ事務所オリジナル

勘定科目の解説 資金収支計算書 人件費 法定福利費支出 社会福祉法人会計

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厚生労働省の勘定科目の説明 法定福利費支出

法定福利費支出
法令に基づいて法人が負担する健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料等の支出をいう。

出典「社会福祉法人会計基準の制定に伴う会計処理等に関する運用上の留意事項について」

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資金収支計算書(支出) 勘定科目説明の解説

資金収支計算書の「事業活動による支出」と事業活動計算書「サービス活動増減による費用」の科目名について

資金収支計算書の「事業活動による支出」の部の勘定科目については、

事業活動計算書の「サービス活動増減による費用」の部の勘定科目と、

「支出」の表現を除いて、同じ科目名が示されていることが多いですね。

区分計算書類名 勘定科目名
資金収支計算書 法定福利費支出
事業活動計算書 法定福利費

厚生労働省の勘定科目説明

「支出」の表現を除いて、資金収支計算書と事業活動計算書で、同じ科目名が用いられている場合には、

厚生労働省の勘定科目の説明も、ほぼ同じ内容になっていることが多いです。

計算書類資金収支計算書事業活動計算書
勘定科目法定福利費支出法定福利費
厚生労働省の勘定科目説明法令に基づいて法人が負担する健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料等の支出をいう。法令に基づいて法人が負担する健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料等の費用をいう。
出典「社会福祉法人会計基準の制定に伴う会計処理等に関する運用上の留意事項について」

勘定科目の解説について

上記のことから、ほぼ同じ勘定科目名のものについては、

下の事業活動計算書の科目のページにて、解説を行っています。ご参考にしてください。

大区分中区分小区分
人件費法定福利費

なお、資金収支計算書の「支出」と事業活動計算書「費用」の相違点は下のようになります。

支出(資金収支計算書)と費用(事業活動計算書)の違いについて

社会福祉法人では、3つの計算書類を作成していきます。

このうち、資金収支計算書と事業活動計算書では、類似している科目名が多く用いられています。

様式名計算書類名
第一号 第一様式〜第四様式資金収支計算書
第ニ号 第一様式〜第四様式事業活動計算書
第三号 第一様式〜第四様式貸借対照表

簡単な説明です

マツオカ
マツオカ

法定福利費支出
法人の職員さんに係る(広義の)社会保険料の法人負担分の支払額になります。


科目の正確な内容は、厚生労働省の勘定科目説明でいつでも確認することができます。科目の要点をイメージできるようにしておきましょう。

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社会福祉法人会計基準の逐条解説
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第10巻現金主義と発生主義、実現主義
 ~収益と費用を計上するタイミングはいつ?~
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(第4巻 経営組織は、法人の理事・監事や評議員について解説しています)

勘定科目の解説の一覧

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著者情報 この記事を書いた人

松岡 洋史

Matsuoka Hiroshi

公認会計士・税理士
社会福祉法人理事(在任中)
スマート介護士 認定経営革新等支援機関

マツオカ会計事務所 代表 松岡 弘巳

地方公務員として11年、地方公営企業の財務部門を中心に在籍した後、平成14年から社会福祉法人への会計支援業務を行う。会計支援を通じて出会った、社会福祉法人で働く皆さんの人柄に魅かれ、平成18年 社会福祉法人会計専門の会計事務所として開業した。
地方公務員としての経験と公認会計士としての知識を活かして、社会福祉法人の法人運営の支援を行ってきたことにより、独特の実務経験を有する。

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(筆者:松岡洋史 公認会計士・税理士 専門分野:社会福祉法人会計

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