勘定科目の解説「有価証券」社会福祉法人会計
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説明内容について
管理職になり、初めて社会福祉法人の会計に接することになったお客様へ、 「自分は会計の初心者だ」と思っておられる方々へ、 社会福祉法人会計で用いる勘定科目のイメージを持ってもらうための簡単な説明になります。始めたきっかけはこちら |
厚生労働省の勘定科目の説明 有価証券
有価証券
出典「社会福祉法人会計基準の制定に伴う会計処理等に関する運用上の留意事項について」
債券(国債、地方債、社債等をいい、譲渡性預金を含む)のうち貸借対照表日の翌日から起算して1年以内に満期が到来するもの、又は債券、株式、証券投資信託の受益証券などのうち時価の変動により利益を得ることを目的とする有価証券をいう。
有価証券の簡単な説明をしてみましょう

有価証券
運用や売買により利益を得ることを目的にして行う。投資前に、損をする可能性を想定しておくことをつい忘れがち。運用方針の決定や手続きを忘れないこと。
勘定科目説明の解説 有価証券
社会福祉法人も、債券や株式への投資ができるようになりました。
ただし、有価証券への投資は、

上手くいく時と

上手くいかない時があります。
厚生労働省の昭和56年の通知には、このような記載がありました。
運営費の管理、運用については、それが公金を主たる財源としている関係上、特に適正を期する必要があるので、その管理、運用に当たっては銀行、郵便局等への預貯金等安全確実で、かつ、換金自由な方法により行うよう指導されたいこと。
出典 社会福祉施設における運営費の運用及び指導について
古い通知のことと思われるかもしれません。通知の中の、大切な意味を忘れずに、慎重な取扱いをしていきましょう。
簡単な説明をもう一度

有価証券
運用や売買により利益を得ることを目的にして行う。投資前に、損をする可能性を想定しておくことをつい忘れがち。運用方針の決定や手続きを忘れないこと。
科目の正確な内容は、厚生労働省の勘定科目説明でいつでも確認することができます。科目の要点をイメージできるようにしておきましょう。
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著者情報 この記事を書いた人
松岡 洋史
Matsuoka Hiroshi
公認会計士・税理士 スマート介護士 認定経営革新等支援機関
マツオカ会計事務所 代表
地方公務員として11年、地方公営企業の財務部門を中心に在籍した後、
平成14年から社会福祉法人への会計支援業務を行う。会計支援を通じて出会った、社会福祉法人で働く皆さんの人柄に魅かれ、平成18年 社会福祉法人会計専門の会計事務所として開業した。
地方公務員としての経験と公認会計士としての知識を活かして、社会福祉法人の法人運営の支援を行ってきたことにより、独特の実務経験を有する。
