1. HOME
  2. ブログ
  3. 勘定科目の簡単な説明
  4. 勘定科目の簡単な説明「長期前払費用」社会福祉法人会計 初心者向け

会計のお話BLOG

会計を伝えるブログ

勘定科目の簡単な説明

勘定科目の簡単な説明「長期前払費用」社会福祉法人会計 初心者向け

「ホームページ利用上のご注意について」をお読み頂き、これらの条件にご同意の上ご利用ください。

説明の内容

管理職になり、初めて社会福祉法人の会計に接することになったお客様へ、
「自分は会計の初心者だ」と思っておられる方々へ、
社会福祉法人会計で用いる勘定科目のイメージを持ってもらうための簡単な説明になります。始めたきっかけはこちら

簡単な説明 長期前払費用

管理職さんへの簡単な説明はこちら。

マツオカ
マツオカ

長期前払費用
○○月分の料金といったものを、1年以上先の長期の分まで先に払っている形。保険料等に多く、先払いしておくことで、全体の料金が少し安くなったりする場合もある。〇年分や60か月分前払いなど契約によって色々とあるため、何年と何か月分残っているかの管理も大切になる。

確認していきます。

厚生労働省の勘定科目説明

厚生労働省の勘定科目の説明を確認してみましょう。

長期前払費用

時の経過に依存する継続的な役務の享受取引に対する前払分で貸借対照表日の翌日から起算して1年を超えて費用化される未経過分の金額をいう。

出典「社会福祉法人会計基準の制定に伴う会計処理等に関する運用上の留意事項について」

勘定科目説明の解説 長期前払費用

経過勘定

未収収益」、「前受収益」と「前払費用」「未払費用」の4つの科目を総称して経過勘定という表現を使います。

経過勘定については、「前払費用」で説明しています。

前払費用は、○○月分といった料金を、契約に基づいて、当月以前(前月まで)に支払う場合に、発生します。

4つの経過勘定の中で、唯一、前払費用となる取引については、役務の提供を受けるまでの期間を
短期・長期に分類して、1年を超えるものを、長期前払費用として計上していきます。

長期前払費用のうち、決算日現在、役務の提供を受けるのが1年以内となるものについては、
固定資産の「長期前払費用」から流動資産の「前払費用」(または適当な科目)に振替を行います。

前払費用の勘定科目説明は、下のようになっています。

前払費用
一定の契約に従い、継続して役務の提供を受ける場合、いまだ提供されていない役務に対し支払われた対価をいう。

出典「社会福祉法人会計基準の制定に伴う会計処理等に関する運用上の留意事項について」

長期前払費用の内容

1年を超えて、前払いを行う取引というと

火災保険料

まず、火災保険料が浮かびます。

自賠責保険料

自賠責保険料も、
支払いが24か月分や37か月分などとなることが多いです。
この場合には、1年を超えてくるため、長期前払費用に該当してきますね。

クラウドサービス

クラウドサービスの月々利用料などでも、60月分などの長期間の利用料を支払う契約もあるようですね。

マツオカ
マツオカ

長期前払費用は、実務上はたくさん使われています。
全ての契約が、同じ時期に、同じ期間で支払われている訳ではありませんね。
そのため、前払いしている契約が何があるか、決算の時点では、何か月分の前払いが残っているかと把握する必要があります。エクセルなどを用いて管理していくのもいいかもしれません。


管理職さんへの簡単な説明をもう一度

マツオカ
マツオカ

長期前払費用
○○月分の料金といったものを、1年以上先の長期の分まで先に払っている形。保険料等に多く、先払いしておくことで、全体の料金が少し安くなったりする場合もある。〇年分や60か月分前払いなど契約によって色々とあるため、何年と何か月分残っているかの管理も大切になる。


科目の正確な内容は、厚生労働省の勘定科目説明でいつでも確認することができます。科目の要点をイメージできるようにしておきましょう。

マツオカ会計事務所で開催中の勉強会
「1から学べる社会福祉法人会計」を書き起こして
絵本タイプにした本です。

(Amazonへはこちら)

1から学べる社会福祉法人会計 第1巻 読み方が変わる!!資金収支計算書

関連記事

error: Content is protected !!